車両保険って必要・必要ない?入れないケースも
カー坊カー坊

博士。任意保険に加入しようと思ったのですが、車両保険って必要ですか。

くるま博士くるま博士

うん。難しい質問だね。必要か必要ないかというとそりゃあることに越したことはないよ。ただ車両保険を付けると保険料がかなり上がってしまうから、難しいところではあるね。

カー坊カー坊

そうなんです。車両保険を付けるだけで何万円も保険料が上がるなら、車両保険つけなくてもいいかなって思ったんですよね。

くるま博士くるま博士

そうだね。車両保険って自分の車に対しての補償だから、最悪のことが起きても自分の車が廃車になるだけだから、対人や対物と違って最悪の事態にはならないね。

くるま博士くるま博士

実際車両保険に加入しているのは、任意保険に加入している人の約半分ぐらいといわれているから、車両保険を付けてない人も結構多いよ。

カー坊カー坊

そうなんですね。じゃあ車両保険に入るのはやめようかな。

くるま博士くるま博士

うん。それもいいけど、保険料が高いと感じているなら、免責金額をうまく設定することで保険料の節約にもつながるから、その辺りと相談して決めたほうがいいよ。

カー坊カー坊

そうなんですか。では、その辺りも加味して考えてみます。

車両保険を付けるか付けないかは悩むところ

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車両保険を付けるか付けないかで悩む方は結構多いのではないでしょうか。特に新車の場合は、車をより大切にしたいでしょうからつけたいですよね。

ただネックとなるのが保険料。車両保険の保険料は車種によって違い、「対人料率クラス」「対物料率クラス」「傷害料率クラス」「車両料率クラス」の4つのクラスから保険料が決まります。

各料率クラスは1から9まであり、9になるほど保険料も高くなります。(軽自動車には料率クラスはなく、普通車よりも保険料が安くなります。)

料率クラスはどんな車が高いかというと、事故率が高い車が料率クラスが高くなる傾向にあります。(スポーツカーなど)

ちなみに料率クラスは毎年春になると決められるようになっているので、同じ車種でも翌年で料率クラスが上がったり下がったりすることもあります。

免責金額を上げれば保険料は安くなる

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車両保険に加入する場合、免責を設定します。免責とは自分でどれだけ負担するかという意味で、1回目車両保険を使うときと、2回目以降の車両保険を使うときの免責金額を設定します。

例えば、免責金額を1回目は0円に設定して、2回目以降は10万円に設定していた場合、1回目に車両保険を使う場合、利用者は一切自腹を切ることなく、車両保険を利用することができます。

ただし2回目以降車両保険を使う場合は、10万円までは自己負担しなければいけません。修理費に30万円かかった場合は、車両保険で補償されるのは20万円で残りの10万円は自己負担します。

ですので、もし修理費が10万円以下の場合は車両保険を使う意味がなく、すべて自腹で補償することになります。

だとしたら免責金額は0円のほうがいいと思うかもしれませんが、当然免責金額の事故負担額が大きいほど保険料も安くなります。

この辺りも悩むところだと思いますが、保険料と相談して自己負担額を決めるといいと思います。

補償の範囲を制限すると保険料は安くなる

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車両保険の補償の範囲を制限することでも保険料は安くなります。

例えば、災害時や盗難時、当て逃げされた場合など、通常の事故で車両を破損した場合でないとき、どこまで補償受けられるか設定することで、保険料が安くなったり、高くなったりします。

この辺りは免責と似たような感じですので、自分に必要な補償範囲を選んで、保険料と相談して決めていくといいと思います。

車両保険は絶対に必要な補償ではない

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車両保険は対人賠償や対物賠償と違って、絶対に必要な補償というわけではありません。なぜかというと、車両保険では最悪自分の車が廃車になるだけで済むからです。

もちろんローンなどがあれば借金が残ってしまうこともあるかもしれませんが、対人賠償や対物賠償と違って、膨大な賠償金の請求に充てられるということはありません。

あくまで自分の車の対する補償です。それに事故を起こしても相手がある場合は、事故の過失比率にもよりますが、相手方からいくらか補償されたり、こちらに非がなければ全額補償されることもあります。

ですので、絶対に必要な補償というわけではないと思います。

ただ、だからと言って必要ない補償というわけでもないです。相手方だけでなく、自分の車両を補償してくれる車両保険は、とってもありがたいものだと思います。

だって車両保険に加入しておけば、修理代がたくさんかかってもタダで済むのですから、それはとてもありがたいことですよね。

このように、車両保険は絶対に必要な補償ではないですが、とても便利なものです。加入するしないはあなたの自由ですので、保険料やどんな車に乗ってるかなどを加味して決めるといいと思います。(新車や中古でも新しい場合などは車両保険に加入したほうがいいかもしれませんね)

車両保険に入れないケースも

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保険会社では、一般的な車に乗っていれば車両保険に加入することはほとんどできますが、場合によっては車両保険に入れないケースもあります。どんな場合かというと・・・

・車両保険金額(新価保険金額)が1,000万円を超える場合
・初度登録(検査)年月から長期年数が経過している場合(18年や20年など)
・保険会社の定める一部のスポーツカーや高級車
・車両料率クラスが9の場合
・保険会社に市場販売価格相当額のデータがない車の場合

以上の場合で保険会社によっては車両保険に加入できない場合もあります。ですので、古い車に乗っている方なんかは車両保険に入れないことが多いです。

ただし、「エース保険」のクラシックカー保険というクラシックカー(古い車)を対象としている自動車保険もあるので、こちらも加入するのに条件などはありますが、古い車なんかでも車両保険に加入できる場合はあります。

車両保険はどこまで補償できる

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車両保険は自分の車を補償してくれることはわかると思いますが、例えば、バッテリーが上がった場合の交換費用や、タイヤがパンクした場合の修理費、車に設置しているものが壊れたとき(カーナビやオーディオ機器など)などや、事故ではなく車が故障したときに、車両保険を利用できるのか気になる人もいると思います。

ちなみに車が故障した場合は、車両保険では補償対象外になります。車両保険は偶然の事故(必然な事故もNG)の場合のみ補償される保険なので、走行中などに車が故障した場合は、補償の対象外となります。

ですので、タイヤがパンクしたときも車両保険では補償されないのが一般的です。ただ特殊なケースもあり、いたずらなどでタイヤをパンクさせられた場合、タイヤ以外にも被害がある場合は車両保険を利用できます。

いたずらだけでもタイヤをパンクさせられただけの場合は車両保険は使えません。あくまでタイヤ以外のも損害を受けた場合に利用できます。(ボディに傷+パンクなど)

カーナビやオーディオ機器の場合は、偶然の事故のとき、車に設置している場合は、車両保険で補償を受けることはできますが、配線がつながれていない、車においてあるだけの場合は車両保険では対象外になります。

そういう場合では「車内身の回り品特約」を付帯していれば補償されるケースもあります。